こんにちは、世界中のモスクを訪れたいモスク好きのころぱんです。
マレーシアには、人気なモスクがいくつもあります。
ピンクモスク、ブルーモスク、マスジッドジャメ・・・
中でもマレーシアに来たなら外せない、おすすめのモスクが「国立モスク(マスジッド・ネガラ)」
白を基調としたシンプルなデザイン、特徴的な屋根が印象的なモスクです。
私たちが今回のマレーシア旅行で行ったモスクは、「マスジッド・ネガラ」と「ピンクモスク」
「ブルーモスク」にも行きたかったのですが、郊外にありスケジュール的に難しかったので、今回は断念しました。
「マスジッド・ネガラ」は、クアラルンプール中心部にあるため、気軽に観光できるのが嬉しいポイント。
実際に行ってみて感じた魅力がたくさんあったので、今回はぜひみなさんに「マスジッド・ネガラ」の魅力をお伝えしたいと思います♪
ピンク一色で美しく可愛らしい「ピンクモスク」が気になる方はらこちらの記事もどうぞ▽
マレーシア国立モスク「マスジッド・ネガラ」
1963年にマレーシアが独立を宣言し、その象徴として建てられ1965年に完成。
エメラルドグリーンの特徴的なデザインの屋根と、高さ73mの迫力あるミナレットが印象的。
最大収容人数15,000人のマレーシア国内最大のモスクです。
【住所】
Jalan Perdana, Tasik Perdana, 50480 Kuala Lumpur, マレーシア
「マスジッド・ネガラ」への行き方
✅KTMクアラルンプール駅から徒歩約5分。
クアラルンプール中心部にあるので、アクセスしやすいのがポイント。
近くの観光スポットにも頑張れば徒歩圏内なので、クアラルンプールの街並みを楽しみながら歩くのも良さそうです。
✅ムルデカ広場まで徒歩約15分。
✅セントラルマーケットまで徒歩約17分。
Grab(自動車配車アプリ)を使って近くの観光スポットと併せて周れば、旅行スケジュールもたてやすいです♪
「マスジッド・ネガラ」の魅力紹介
私たちは10時頃にモスクに到着。
この時間で、人は少なくゆっくり見学することができました。
モスクの中に入るまでの流れはこんな感じ👇
①受付にて、タブレットに名前と国を入力。
②受付のすぐ後ろに靴置き場があるので、靴を脱いでモスク見学に行きます。
③次に、無料のローブを借ります。
モスクに入る際、女性は肌と髪の毛の露出は厳禁なのでローブの着用必須です。
男性も短パンやタンクトップの場合は、ローブ着用。
④モスク観光後は、ローブを返却。
それでは、準備を整えてモスク見学へ行きましょう♪
案内図に沿って進みます。
こちらの案内図、写真ポイントや立入禁止場所が明記されており、「マスジット・ネガラ」を楽しむ上でわかりやすい!
解放感◎「風が吹き抜ける造り」
まず入ってからの第一印象は、「解放感ある造りだな」ということ。
屋根があるので「外」という感じはあまりなく、柱が何本も立ち並び空間が広く造られています。
そのため、解放感があり風が吹き抜け、暑いマレーシアでもそれほど暑さを感じなかったです。
ただ、常夏のマレーシア、冷房や扇風機はないので暑さへの油断は禁物。
適度に水分補給などはしてくださいね。
綺麗な「大理石の床」
大理石でできている床は、つるつるピカピカ。
光の反射や透明感がとても綺麗です。
そして、床がひんやりしていて気持ち良い(´∀`)
靴を脱いで歩くので歩きにくく感じる方もいるかもしれませんが、私は暑いマレーシアで足元がひんやり感じられて良かったです。
綺麗な床も汚れは多少あるので、靴下を履いていくのはお忘れなく。
廊下部分は、白と黒を基調としたシンプルなデザインが素敵でした。
涼しげな「噴水」
こちらの噴水の場所がとても涼しげで良かったです(*´﹀`*)
ここからバッグに、ターコイズブルーと特徴的な屋根の礼拝堂が見え、素敵な写真が撮れました。
存在感ある「ミナレット」
73メートルある、圧倒的な存在感のミナレット。
案内図でもちゃんと写真ポイントになっているだけあって、素敵な写真が撮れます。
改めて見ると、ミナレットの上部は閉じている傘に、礼拝堂の屋根は開いた傘のように見えるデザインです(*゚O゚ *)
ミナレットとは
イスラム教では、ムスリム(イスラム教徒)の方々は1日5回礼拝をします。礼拝の時間になると「礼拝の時間ですよ」とお知らせするアザーンを行うための塔。
ステンドグラスが美しい「礼拝堂」
こちらが礼拝堂内部。
手前に張られている赤い線のところまで入れます。
白い天井と青いステンドグラス、シンプルなデザインながら細部にいたるところまで、本当に素敵です。
とてもシンプルな内部でしたが、何をするわけでもなく、ただ見上げて内部のデザインを楽しむ。
イスラム教徒でなくても、静かな空間で気持ちが落ち着きました(´﹀`)
所々から日の光が差し込む美しいスペース
等間隔に建てられた柱、天井の所々から日の光が差し込む、広いスペースがありました。
白を基調としたこのスペースもまた美しいです。
ここから外に出られるテラスのような場所があり、クアラルンプールの街並みを見ることができます。
クアラルンプール中心地だなと感じる景色。
天気が良かったので本当に気持ちよかったです。
観光客が少ない?
先に行ったピンクモスクより人が圧倒的に少なく、ゆっくり見学することができました。
とても静かで、モスクの独特な空間を味わうことができて良かったです。
クアラルンプールの中心部にはありますが、意外と穴場スポットかもしれません。
「マスジッド・ネガラ」見学時の「注意点」
見学時間に注意
モスク内を見学できる時間は限られています。
基本は、お祈りの時間は中に入ることができません。
入口には見学できる時間の案内板があるので確認してくださいね。
ちなみに、私たちが行った2024年1月時点の見学時間はこちらです。
服装に気をつけましょう
モスク内に入る際は、肌の露出を防ぐためローブを着用します。
女性は髪の毛も隠すため、フードを被り髪の毛は中にしまってくださいね。
男性は、短パンの場合はローブの着用が必要です。
モスク内では大声で話さない
モスクはあくまでも礼拝堂、イスラム教の方にとっては神聖な場所です。
大声で話したり、飲食や寝そべったり、礼拝を邪魔するような行為は基本的には禁止。
マナーを守って楽しみましょう。
マスジッド・ネガラ
✅入場料無料
✅女性はローブ着用、
男性は短パンの場合は着用
✅モスク内、土足厳禁
✅有料のトイレあり
さいごに
今回は、マレーシアの国立モスク「マスジッド・ネガラ」をご紹介しました。
白・青・黒・ゴールドを基調としたシンプルなデザインで、とても美しく綺麗なモスク。
また、噴水があることやモスクの造り、色使いなどからとても涼しげな印象のあるモスクでした。
クアラルンプール中心部にありながら、人は他の観光スポットに比べて少なく、ゆっくり見学できるのが嬉しいポイント。
旅程上、限られた時間の中でどのモスクに行くか悩まれる方は、
✅空港から市内に向かう途中で行ける「ピンクモスク」
✅中心部で観光しやすい「マスジッド・ネガラ」
がおすすめ。
個人的には、「マスジッド・ネガラ」の方がゆっくり見学ができ、涼しげな造りもあって好きです。
ぜひみなさんも、お気に入りのモスクを見つけてみてはいかがでしょうか。
みなさんのクアラルンプール、モスク観光のお役に立てると嬉しいです♪
それではまた★
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